無料でできるケアマネジャー試験対策問題 短期入所生活介護と特定施設入居者生活介護

次の問いに答えなさい。


問19 介護保険における短期入所生活介護について正しいものはどれか。3つ選べ。

1. 単独型短期入所生活介護の定員は20人以上でなければならない。

2. 併設型短期入所生活介護の定員は20人未満でもよい。

3. 単独型短期入所生活介護では生活相談員を非常勤とすることができる場合がある。

4. 併設型短期入所生活介護では看護職員を非常勤とすることができる場合がある。

5. 共生型短期入所生活介護は、障害者福祉制度における単独型短期入所の指定を受けた事業所であれば指定を受けることができる。

解答
正解 1,2,4

高難易度問題です。
短期入所生活介護は単独型、併設型、空性利用型がありますが、定員が20人以上(20未満は不可)とされているのは単独型だけです。
併設型と空性利用型は20人未満でも可(20人以上でも可)とされています。

人員配置に緩和要件があるのは併設型で、単独型にはありません。
利用定員が20人未満の併設型の場合には、介護職員、看護職員、生活相談員を非常勤とすることができます。

共生型短期入所生活介護の指定を受けることができるのは、障害者福祉制度における併設型、空性利用型の短期入所であり、単独型を除きます。


問20 特定施設の指定を受けることができるものはどれか。3つ選べ。

1. 特別養護老人ホーム

2. 住宅型有料老人ホーム

3. 介護付有料老人ホーム

4. 軽費老人ホーム

5. サービス付き高齢者向け住宅

解答
正解 3、4、5

特定施設の指定を受けることができるのは次の3つです。
・介護付有料老人ホーム
・養護老人ホーム
・軽費老人ホーム

サービス付き高齢者向け住宅は、介護付き有料老人ホームにあたるとされ、特定施設の指定を受けることができます。
住宅型有料老人ホームは介護付有料老人ホームでないものを指し、特定施設の指定を受けることができません。


問21 特定施設入居者生活介護について正しいものはどれか。3つ選べ。

1. 一般型の特定施設に入居している者への介護サービスを外部の者が行なってはならない。

2. 外部サービス利用型の特定施設では、特定施設サービス計画の作成を外部の者に行わせることができる。

3. 利用中は居宅療養管理指導費を算定することができない。

4. 自力で入浴が困難な利用者に対しては、1週間に2回以上の入浴または清拭を行わなければならない。

5. 配置する機能訓練指導員は非常勤でもよい。

解答
正解 1,4,5

1:〇 設問通りです。一般型は外部の者に利用者の介護をさせてはならないとされています。

2:× 外部サービス利用型であっても、特定施設サービス計画は特定施設に勤務している計画作成担当者が作成します。

3:× 特定施設入居者生活介護の利用中は、居宅療養管理指導以外の居宅サービス費および地域密着型サービス費を算定することができません。

4:〇 設問通りです。

5:〇 設問通りです。機能訓練指導員は勤務形態に指定はなく、他の職務と兼務することが可能です。


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