ケアマネジャー試験対策　一問一答　バイタルサイン

バイタルサインの基本項目は体温、脈拍、血圧、呼吸の4つです。
また、それに加えて意識レベルと尿量の2つを加えてバイタルサインということもあります。　

悪性症候群は抗精神病薬の増量や抗パーキンソン病薬の急激な中止や減量などで発生します。　

日本の感染症法の定義によると、高熱とは体温が38度以上のものをいいます。　

弛張熱とは、完全に解熱せずに微熱となってまた高熱となるものを指します。　

脱水では血圧の低下がみられ、それに伴い、心臓が末梢組織に必要な酸素を供給するために収縮を速めるため、頻脈になります。

何らかの理由で橈骨動脈の拍動を確認するのが難しい場合は、上腕動脈や総頚動脈で脈拍を確認するのが一般的です。
下肢の動脈（膝窩動脈や大腿動脈）で脈拍を確認する場合もあります。

収縮期血圧は高くなる傾向がありますが、拡張期血圧は低くなる傾向があります。

反対に二次性高血圧症は内分泌異常など原因がはっきりしている高血圧症です。

問題文は白衣性高血圧の説明となります。
仮面性高血圧は、診察時の血圧測定では正常域血圧を示すものの、それ以外、例えば自宅での血圧測定では高血圧の値を示すものを指します。

強い刺激でかろうじて開眼する状態は、昏迷といいます。
傾眠とは、刺激がなければ眠ってしまう状態をいいます。

糖尿病性ケトアシドーシスでは徐呼吸がみられます。　

慢性閉塞性肺疾患で息苦しさがある場合、口すぼめ呼吸を修得することにより息苦しさが和らぐ場合があります。　

慢性心不全や気管支喘息で呼吸困難が発生した場合は、起座位または半座位で呼吸困難が和らぐため、基本的にその姿勢を取らせます。
これを起座呼吸といいます。　

問題文はクスマウル呼吸の説明となります。
チェーンストークス呼吸は、小さい呼吸から次第に大きな呼吸となった後、次第に呼吸が小さくなり一時的に呼吸停止となる呼吸です。
脳血管障害や中枢神経疾患などでみられますが、終末期にもみられる呼吸です。