糖尿病について〇か×で答えなさい。
問1 高齢者の糖尿病は1型が多い
高齢者の糖尿病は2型が非常に多いとされています。
問2 2型糖尿病は運動不足などの生活習慣に発症が起因する
2型糖尿病は肥満や過食、運動不足などの生活習慣が発症の原因に大きく影響していると考えられています。
問3 インスリンは脾臓から分泌される
インスリンは膵臓から分泌されます。インスリンは血糖値を下げる働きを持ちます。
問4 糖尿病は脳卒中や心筋梗塞の発症リスクを高める
問5 高齢者は糖尿病の症状が現れやすい
高齢者の糖尿病は口の渇きや多飲、多尿などの症状が一般的に表面化しにくいと言われています。
問6 糖尿病の合併症の1つである壊疽は特定疾病に含まれる
糖尿病自体は特定疾病に含まれません。糖尿病の三大合併症である、①糖尿病性腎症、②糖尿病性網膜症、③糖尿病性神経障害は特定疾病に含まれます。壊疽は糖尿病性神経障害に続発して発生することが多いですが、壊疽自体は特定疾病ではありません。
問7 糖尿病性腎症の診断に血中クレアチニンの検査値を利用することがある
糖尿病性腎症の診断にはアルブミンの数値と血中クレアチニンの検査値を利用する方法があります。
問8 糖尿病性腎症では尿中のアルブミンの数値が高値となる
問9 糖尿病性網膜症は高齢者の失明の原因の第1位である
高齢者の失明の原因の第1位は緑内障です。次いで糖尿病性網膜症だと言われています
問10 糖尿病性神経障害を発症している人は血流が悪く特に足先が冷えやすいため、冬はこたつや湯たんぽで温めたほうがよい
糖尿病性神経障害を発症している人は熱に鈍感になるため、こたつや湯たんぽは低温やけどを引き起こすリスクが高くなります。
足先が冷えやすくてもこれらは控えたほうが無難です。
問11 2型糖尿病の糖尿病性ケトアシドーシスは水の多飲で発生する
水の多飲では発生しません。
問12 クスマウル呼吸を引き起こす原因に糖尿病性ケトアシドーシスが挙げられる
問13 血糖値のコントロールは認知症の予防にもつながる
血糖値が高いと認知症のリスクが高まるとされています
糖尿病についての試験対策
ケアマネジャー試験(介護支援専門員実務研修受講試験)の保険医療サービス知識等で出題される病気や怪我について問う問題の難易度は易しい傾向にあり、認知症や褥瘡以外は出題のテーマとなること自体が少ないです。
そのため基本的には病気や怪我について深堀りする必要性は低いと思われます。
糖尿病については設問の選択肢の1つとして出題されることが多いため、上記の問題やテキストに記載されている内容は覚えておきましょう。