問題39次の記述のうち適切なものはどれか。3つ選べ。
( ケアマネジャー試験 令和5年度(第26回) 保健医療サービスの知識等 問題39)
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正解 1,3,5
筋力トレーニングは、糖尿病の予防につながる。
1:〇 筋肉量が減少すると、血糖値が上昇しやすくなります。そのため、筋トレは糖尿病予防につながります。
大きな負荷で行う筋力トレーニングは、息を止めて行うと安全である。
2:× 負荷の大きいものを持ち上げるときなど、つい呼吸を止めてしまう人もいるかもしれませんが、血圧の急上昇につながり高齢者には危険です。
冬の寒い時期の運動中は、汗をかかなくても水分補給が必要である。
3:〇 冬、特に気温の低い日は、乾燥しているため脱水症状になりやすいです。そのため水分補給は重要です。
疾病によるたんぱく質摂取に制限のない高齢者では、その摂取の目安量は1日30gである。
4:× 65歳以上の筋力維持のためには、1日に自身の体重1kgに対して1g以上タンパク質を摂取することが望ましいとされています。体重58kgなら58g以上です。
喫煙は、脳卒中のリスク因子である。
5:〇 設問通りです。喫煙は血管の収縮につながり、脳卒中リスクが増大します。非喫煙者と比べリスクは1.7倍ほど上昇するといわれています。