第26回ケアマネ過去問 保健医療分野の問31

問題31認知症ついて適切なものはどれか。3つ選べ。






( ケアマネジャー試験 令和5年度(第26回) 保健医療サービスの知識等 問題31)
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正解 1,3,5

認知症施策推進大綱においては、発症を遅らせることを目指している。

1:〇 認知症施策推進大綱は、認知症になっても住み慣れた地域で自分らしく暮らし続けられる「共生」と認知症になるのを遅らせる、認知症になっても進行を緩やかにする、「予防」が重点的に取りまとめられています。詳しくはこちら(外部リンク)をご覧ください。

運動不足の改善は、認知症の予防につながらない。

2:× 運動不足を解消することにより、血流が改善され認知症予防に一定の効果があるとされています。

自分の意思で決定できるように支援することが大切である。

3:〇 設問通りです。

MCI(軽度認知障害)は、すべて認知症に移行する。

4:× MCIは年間、約1割が認知症に移行するといわれていますが、すべての人が認知症に移行するわけではなく、MCIの時点で対策を行えば認知症の発症を防ぐことが可能です。

前頭側頭型認知症の症状の一つとして、物品の名前が出てこない意味性認知症の症状がある。

5:〇 設問通りです。意味性認知症の他にも、不適切な発言・行為が目立つようになったり、攻撃的な人格に変貌したり、記憶への影響が小さいものもあったりと症状の個人差が大きいです。一般に、アルツハイマー型認知症と比べ人格や行動に大きな影響を及ぼすことが多いとされています。

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