第26回ケアマネ過去問 介護支援分野の問10

問題10介護保険法に規定する介護保険等関連情報の調査及び分析について正しいものはどれか。3つ選べ。






( ケアマネジャー試験 令和5年度(第26回) 介護支援分野 問題10 )
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正解 1,4,5

問題文に関する内容は介護保険法第118条に記載されていますので、詳細な文言はそちらからご覧ください。

市町村は、介護保険等関連情報を分析した上で、その分析の結果を勘案して、市町村介護保険事業計画を作成するよう努めるものとする。

1:〇 設問通りです。市町村は日常生活圏域ごとに介護保険等関連情報を正確に把握し、国から提供されるデータを分析した上で市町村介護保険事業計画を策定するよう努めるものとされています。

都道府県は、都道府県介護保険事業支援計画の作成するに当たって、介護保険等関連情報を分析する必要はない。

2:× 「介護保険事業に係る保険給付の円滑な実施を確保するための基本的な指針」によると、要介護認定や介護給付等状況、市町村の介護保険事業の実態を他の都道府県と比較しつつ分析を行い、都道府県の実態把握や課題分析を踏まえ、取り組むべき地域課題の解決に向けた目標及び施策を都道府県介護保険事業支援計画に示すことが重要だとされています。
介護保険法第118条の2にもそういった文言があります。

都道府県は、介護サービス事業者に対し、介護給付等に関する費用の額に関する地域別、年齢別または介護認定及び要支援認定別の状況に関する情報を提供しなければならない。 

3:× 介護給付等に要する費用の額に関する地域別、年齢別又は要介護認定及び要支援認定別の状況に関する情報は、厚生労働大臣が公表するものであるため誤りです。

厚生労働大臣は、被保険者の要介護認定および要支援認定における調査に関する状況について調査及び分析を行い、その結果を公表するものとする。

4:〇 設問通りです。介護保険法第118条の2に記載されています。

厚生労働大臣は、特定介護予防・日常生活総合支援事業を行う者に対し、介護保険関連情報を提供するよう求めることができる。

5:〇 設問通りです。4と同様に介護保険法第118条の2に記載されています。

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