ケアマネジャー試験対策 一問一答 施設介護支援

施設介護支援について〇か×で答えなさい。

問1 介護保険施設の管理者は介護支援専門員に施設サービス計画書を作成させなければならない

解答
正解 〇 

介護保険施設の施設サービス計画に関する業務を担当する介護支援専門員を計画担当介護支援専門員といいます。


問2 介護保険施設でのインテークは入所等の申し込みを受けその判定をする段階を指す

解答
正解 〇 

問3 作成した施設サービス計画書は入所者の家族に交付しなければならない

解答
正解 ×

作成した施設サービス計画書は入所者本人に交付しなければなりません。 


問4 介護保険施設でのモニタリングは、1ヶ月に一度モニタリング結果の記録を行わなければならない

解答
正解 ×

介護保険施設でのモニタリングの結果の記録は定期的に行わなければなりませんが、具体的な期間は決められていません。 


問5 介護保険施設を退所する場合、被保険者証に退所年月日を記載しなければならない

解答
正解 〇 

問6 介護保険施設で身体拘束が行われた場合、その記録等は施設管理者が行う

解答
正解 ×

計画担当介護支援専門員が行います。 


問7 介護保険施設内で事故が発生した場合、管理者が事故の状況と事故に対する処置の記録等を行う

解答
正解 × 

計画担当介護支援専門員が行います。


問8 介護保険施設に入所するにあたって、入所希望者との契約業務は管理者が行う

解答
正解 〇 

問9 入所を待っている申込者が複数いる場合、サービスを受ける必要性が高い申込者が現れたと判断しても入所を割り込ませるようなことはしてはならない

解答
正解 ×

介護保険施設ではサービスの必要性が高いと認められる申込者を優先的に入所させなければなりません。 


問10 介護保険施設で身体拘束を行う場合、切迫性、非代替性、一時性のいずれかを満たされていなければ行うことができない

解答
正解 ×
切迫性、非代替性、一時性のすべてを満たさなければ身体拘束を行ってはいけません。 

問11 入所者の身体拘束を緊急的に行う場合には、都度その家族の同意が必須である

解答
正解 ×

身体拘束のたびに家族の同意を得る必要ありません。


問12 入所者の栄養状態の維持・改善を図ることができるよう個別に栄養管理を行った場合、加算がある。

解答
正解 ×

以前は「栄養マネジメント加算」がありましたが、現在(令和5年)では入所者の栄養管理は基本報酬に包括化されており、行わなければ減算の対象です。


問13 介護保険施設では感染症や非常災害時の発生時において入所者に継続的にサービスを提供できるよう「業務継続計画」を策定し必要な措置を講じなければならない。

解答
正解 〇 

問14 介護保険施設の感染対策委員会はおおむね3ヶ月に1回以上開催しなければならない。

解答
正解 〇 

なお令和6年3月末までは努力義務となっています。


問15 介護保険施設で事故が発生した場合、速やかに都道府県および入居者家族に連絡をするとともに必要な措置を講じなければならない

解答
正解 ×

事故が発生した場合は、速やかに市町村および入居者家族に連絡を行わなければなりません。 

☑ 施設介護支援についてのケアマネジャー試験対策

施設介護支援は居宅介護支援や介護予防支援とならび、ほぼ毎年出題されている重要ポイントの1つです。
居宅介護支援や介護予防支援と被る内容もありますが、入所の判定モニタリングの頻度など異なる部分も多くあるため注意が必要です。

令和5年のケアマネジャー試験(介護支援専門員実務研修受講試験)でも施設介護支援の問題の出題がありましたが、難易度は易しく、今後もその傾向は続くと考えられます。
失点を防ぐためにも、特に施設運営基準の共通事項計画担当介護支援専門員の業務についてはよくチェックしておきましょう。

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