介護報酬について〇か×で答えなさい。
問1 介護サービスの費用の金額は厚生労働大臣が定める
解答
正解 〇
問2 介護報酬の算定基準を定める際には社会保険診療報酬支払基金の意見を聴かなければならない
解答
正解 ×
厚生労働大臣は介護報酬の算定基準を定める際には社会保障審議会の意見を聴かなければなりません。
問3 市町村は介護報酬の支払いに関する事務を国民健康保険団体連合会に委託することができる
解答
正解 〇
問4 介護報酬の審査に関する事務は国民健康保険団体連合会に委託することができない
解答
正解 ×
介護報酬の審査および支払いに関する事務を市町村は委託することができます。
問5 介護サービス事業者が介護給付費を請求する権利は5年で消滅する
解答
正解 ×
介護給付費の消滅時効は2年です。
問6 地域支援事業の支援納付金を徴収する権利は5年で消滅する
解答
正解 ×
地域支援事業の支援納付金を徴収する権利の消滅時効は2年です。
問7 市町村が介護報酬を過払いした場合、その返還を求める権利は5年で消滅する
解答
正解 〇
ただし、この過払いがサービス事業者等の不正請求によるものであった場合は返還請求権は2年が消滅時効となります。
問8 介護保険料等の督促は時効の更新の効力がある
解答
正解 〇
介護報酬についてのケアマネジャー試験対策
介護報酬は出題頻度が多いわけではなく、出題される問題の難易度もそれほど高くない傾向にあります。
令和5年のケアマネジャー試験(介護支援専門員実務研修受講試験)にも消滅時効に関する出題がありました。
消滅時効と、厚生労働大臣が介護報酬の算定基準を定める際の意見を求める相手については優先的に押さえておくことをオススメします。
消滅時効は基本は2年、市町村が誤って過払いをしてしまった場合(市町村に非がある場合)の返還を求める権利のみ5年と覚えておきましょう。