要介護・要支援認定について〇か×で答えなさい。
問1 要介護状態とは、3ヶ月にわたり常時介護を要すると見込まれる状態である
6ヶ月にわたり常時介護を要すると見込まれる状態を指します。
要支援も6ヶ月ですのでまとめて覚えましょう。
問2 第2号被保険者が要介護状態になった原因が交通事故の後遺症による歩行不能の場合でも要介護(要支援)と認定されない
第2号被保険者は要介護・要支援状態となった原因が特定疾病であることが認定の条件となります
問3 骨折が伴えば骨粗しょう症は特定疾病に該当する
”骨折を伴う”ことが条件です。
問4 癌はどの段階でも特定疾病に該当する
末期でなければ特定疾病に該当しません。
問5 パーキンソン病はヤールの重症度分類のステージⅢ度以上および生活機能障害度分類Ⅱ度以上でなければ特定疾病に該当しない
ヤールの分類や生活機能障害度分類は関係なく特定疾病に該当します。
問6 糖尿病は特定疾病に該当しない
糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症、糖尿病性網膜症が特定疾病です。糖尿病自体は該当しません。
問7 気管支喘息は特定疾病に該当しない
気管支喘息は慢性閉塞性肺疾患に含まれるため該当します。
問8 要介護認定等基準は市町村が独自に定める
全国一律の基準です。
問9 介護保険被保険者証の交付を受けていない第1号被保険者は、認定を受ける際に医療保険の被保険者証を提示する
認定を受ける際に医療保険の被保険者証を提示しなければいけないのは第2号被保険者です。
問10 指定居宅介護支援事業所は要介護認定の申請の代行を行うことができる
問11 地域密着型介護老人福祉施設は要介護認定の申請の代行を行うことができる
問12 養護老人ホームは要介護認定の申請の代行を行うことができる
要介護認定の申請手続きの代行は認められていません。
要介護・要支援認定(概要・特定疾病・申請代行)についての試験対策
要介護・要支援認定に関する問題は、ほぼ毎年出題がされる最重要ポイントです。
しかも複数問出題される傾向にあり、しっかり理解を深めていれば重要な得点源となり得ます。
ただ、出題方法が多彩で誤答しやすいポイントでもあり、時間をかけて勉強しても点数を落としやすい問題が出題される傾向にあります。
何度もテキストを読み返したり問題を解き、地道に理解を深めていきましょう。